なぜ、登録が必要ですか？
著作権は日本では、著作物が出来た時、日付と著作者の名前を記入すれば、それだけで権利は著作者のモノ（著作権成立）となるので、それで良いとされています。（この方法を無方式主義と言いますが、登録しなければならない方式主義の国もあるのです）
しかし、誰かが真似をして無断で使用された場合、どうしますか？
その著作物には自分の名前と作成日が記入してあるので、自分に著作権があると訴えますか？
無断で使用した者も「これは、私が著作権を持っているものだ」と言って、あなたが書いた日付より、前の日付で 無断使用者の名前が記入されていたら、どうしますか?
また、無断使用者に「その日付は、あなたが私から盗んで日付と名前を書き足したものだろう」と言われたら、どう、日付の正しさを証明しますか?
裁判では日付の記入日が本当かどうかの正確性を判断するでしょう。
日付の証明を全く利害関係のない第三者の証明か、権威あるものの証明が必要になってきます。
本家争い、パクったなどと様々な裁判沙汰がありますが。日付と名前の記入だけで良いのなら、このような争いは無いはずです。
また、世界はもっと厳しいです。日本のような、このような生ぬるい事ではすみません。
米国では米国議会下にある著作権庁へ登録していなければ、米国人にマネをされても、裁判が起こせない様になっているのです。
つまり、即、負けが決定してしまいます。どうしますか？
米国やヨーロッパを含め世界で活動を行おうと思うなら、販売のための表現物を米国の著作権庁へ著作権登録は必然です。
特に日本の伝統文化から派生したダンス、食品、飲み物など様々なモノがありますが、どのように世界から守りますか？
守りますかというより、ビジネスにして行けるので登録は必須です。
無料で教えてあげて、後で困るような事があっても良いのなら良いのです。
表現物の発生は特許より圧倒的に多いのです。しかも、子供から大人まで毎日どれほどの数が出てくるか・・・
その、全てに日付と名前を書けば守れますか？
何事も並んだ順番に理路整然と進んでゆく日本ならば守ることが出来るかも知れませんが、最近では著作権での裁判沙汰が多くなりました。
正しくは先に考えた方が有利に働くと思いますが、決してそうではありません。だから、国連関連の著作権に関する条約などが幾つも存在するのです。著作権が重要でなければ、そのような条約は存在しませんし、多くの国が加盟しないでしょう。
著作権登録はマネされた場合、裁判時における作成した作者と日付の証拠固め（アリバイ）のように大切なものです。
それは財力のある者でも、大企業でも、個人でも同じであり、あなたの著作物であり、著作権はあなたであると法律が守ってくれるから何人も犯すことの出来ないものです。
あなたが何の準備も無く世界へ挑戦した場合、その時どうなるか分かりきった事です。現在、ネットで世界は繋がり、AIは誰彼構わず著作物を拝借しています。このような世界で起きている事を理解し、一刻も早い著作権登録申請が必要だと思います。
著作権の登録はあなたが将来において悔しい思いや、後悔することが無いように、また、新しいあなたの考えは多くの利益を生むからです。そのような著作物を他の誰かにマネられないようにするためにも日時と著作者名を公的に確定しましょう。
それは私が作ったものだ