米国著作権庁への登録申請の一例(料理レシピ)
料理レシピ
料理のレシピを登録して、後々の元祖争い等を回避しようとする場合や、ケーキなどの最後の可愛くて、カッコいい出来上がりをマネされたくない場合。
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作り方などの説明文書に関して。
少しは独創的な説明がなされているかどうか?
砂糖・・・・・15g
小麦粉・・・・200g
塩・・・・・・3g
などのような材料の分量などは誰でもすることであり、多少の差があるだけで、これは登録申請はできません。料理やお菓子に至った物語などを創作して頂ければ良いです。
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出来上がりなどのスケッチや図、写真に関して。
誰でも、最終的な出来上がりに関しては、独創的な出来上がりの想像図を思い浮かべるはずです。
この時、画いたラフスケッチや図は登録申請できます。
また、作った時の出来上がった写真なども登録申請が出来ます。
以上を考えれば「説明文書」「図やラフスケッチ」「写真」など3カテゴリー(個人)の登録申請となります。登録された場合は独自の著作権ナンバーが与えられます。著作物に記入しましょう。
コスト的に考えてみる。
以上の3カテゴリーを少なくすればコスト的に良くなるはずです。
例えば、料理を作る初めから、ビデオ(DVD1枚)に撮る場合を考えてみてください。
ラフスケッチや使用器具、材料などやg数など予め紙に書いておき、ビデオの初めに説明とともに、さらりと映し、説明、出来上がりまでを撮影します。
特に独創的な出来上がりは全方向から撮影し、完璧に納めます。
勿論、ビデオの最初の表紙には料理名とあなたの名前、住所、メールアドレス等をいれたものを撮影します。
これで、1本のビデオ映画として、登録申請が出来ます。
これなら1カテゴリーの登録申請で済み、1/3の予算で事足ります。
登録された場合は独自の著作権ナンバーが与えられます。著作物に記入しましょう。
上記のビデオ撮影で行う方法は2~3人ぐらいのグループでも出来ます。
ビデオ映画でも3人で別々に登録申請すれば、それぞれ1カテゴリーが3つの登録申請になりますが、3人を1本のビデオに一緒に纏めてDVD1枚に抑えれば、カテゴリーは3人で1カテゴリー(職務著作)です。著作権登録申請者が増えて多少の料金がアップはしますが、遥かにコスト安です。
ただ、登録されたとき3人が一緒の著作権登録ナンバーとなります。
料理学校やレストランの場合
料理の作り方は何処にでも同じようなモノがあるので、上記の様に独創的な物語がある場合は良いのですが、多くの料理やお菓子を扱っている場合は多くの料理の出来上がり写真のみを写真集として一緒に登録申請が出来ます。ページ数は10枚でも200枚でも値段は変わりません。
疑問などあれば、お問合せください。
登録申請は世の中に発表する前に早く行ってください。